如是我我聞

仏教書、哲学書、お聴聞の記録をつけています。

2019-07-02から1日間の記事一覧

上座部仏教の哲学的立場としての悟り

浄土真宗だとあんまり言わないが、仏陀の目指した「悟り」とは何かに迫る。 仏教思想のゼロポイント: 「悟り」とは何か 作者: 魚川祐司 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/04/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (25件) を見る 真宗系の本ばかり…

味わいの違う三冊(土井紀明)

気が付いたら、土井 紀明師の著作を3冊読んでいた。味わいが違うので、同一作者!?と思ってしまう。それくらい著者の守備範囲が広いのだろう。 真宗教学の諸問題 (響流選書) 作者: 土井紀明 出版社/メーカー: 響流書房 発売日: 2018/08/04 メディア: Kindle…

親鸞聖人の生涯を教団公式見解で見る

親鸞聖人の御生涯をたどる: 御絵伝をいただく (響流選書) 作者: 沙加戸弘 出版社/メーカー: 響流書房 発売日: 2018/07/31 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 東本願寺に行ったときに、参詣者向けの親鸞聖人の生涯の展示とビデオ放映があった。…

著者の博識で浄土を解説(でもちょっと難しい)

浄土: そのうけとり方を中心に (響流選書) 作者: 稲城選恵 出版社/メーカー: 響流書房 発売日: 2018/09/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る タイトル買い。予想に反して、キリスト教、神道、世界各地での地政学的な見地での宗教の成り立ち、…