如是我我聞

仏教書、お聴聞の記録をつけています。

短い文章に射す本願の光明

 

親によばれて (響流選書)

親によばれて (響流選書)

 

 著者は行信教校講師、布教使課程専任教師。

 

 自分は割と1時間以上の法話に行くことが多いのだが、こちらの本は、寺報からということで、短くまとまってるものがたくさん掲載されている。
 本当に目の前でお話されているような話題を織り交ぜての一話、一話。
 他家を訪れる人は、まずお仏壇に手を合わせる。という話があり、故郷での風習を懐かしく思う。

 通常は長い法話の中で、阿弥陀如来の本願や信心、煩悩具足の凡夫に気付かせてくれる話が折り重なっているわけだが、その一つ一つを抜き出したような感じで聴くこと=読むことができる。ああ、そうかという気付きや頷きを重ねていく小話のような感じ。力を抜いて仏教に関する本を読みたい人にお勧め。わかりやすいが、中身はちゃんと濃いので読み応え感もある。 

 いいことを教えてもらった。

 「聴聞の心得」とは、
一、今日のこのご縁は、初事と思うべし
一、今日のこのご縁は、我一人の為と思うべし
一、今日の子のご縁は、今生最後と思うべし

 こういった心持で、お聴聞を続けたいと思う。