とりあえず、セールで買ったと思う。
ブッダが旅に出て、最期亡くなるまでの物語となっている。「マハーパリニッバーナ・スッタンタ」という経典の解説。
この経典の意図としては、ブッダが亡くなった後、どのようにサンガを組織していくかと言うことについての示唆が書かれているという。なるほど、組織論。
今回100分de名著で読んでしまったが、いずれ岩波の方を読みたいと思う。
この本の一番いいところは、巻末の読書案内。
①阿含「涅槃経」の日本語訳ならびにかいせつしょ
②阿含経(ニカーヤ)の日本語訳ならびに解説書
③大乗「涅槃経」の日本語訳ならびに解説書
が列挙されている。これをもとに学びを深めればいいかなと思う。
100分de名著は概略知るのにいいと思う。そして、さらに知りたい!となるときに手がかりがもらえるところもいいと思う。
興味のある分野でまったくしらないものはここを入り口とするのもあり。
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