2020年7月17日(金) 19:00-21:00
松原大致師 (本願寺派 光明寺住職)
『歎異抄』を読むー第八条ー
浄土真宗の法話案内
http://shinshuhouwa.info/article/index.php?id=51638
第八条は一言でいえば、本願力廻向ばかりに言及しているところ。
『はからい』について。語源からの解説がある。
人の為というのは「偽」になる。
すべてを「はからい」だと言ってしまえば、真宗の話なんてすべてそれで終わってしまう。そこから抜けられない自己を見つめていくことだなと感じた。
割とこの話、この法話を聞いた人の間で出てくる。お聴聞をしているとこういうことがある。
「はからい」だということを認識しても「はからい」という中で、ぐるぐるするのではなく、そこは螺旋のように同じ所でないところには行っている。深さが出ているというところはそうであってほしいと思う。自分ではわからないけれど。
◆『歎異抄』を読む 第二条
◆『歎異抄』を読む 第五条