100分de名著を2冊続けて読んでみての感想。
「歎異抄:仏にわが身をゆだねよ」 釈徹宗
これはまったく仏教というか浄土真宗を知らない人が読んでもエッセンスがわかるという意味で教科書的に良い本である。
後半は、より深まった内容の追加と言うことになっているが、ちょっと初心者には難しいかも。だいぶん真宗に慣れてしまった人間としては、個人として唯円坊と親鸞聖人とどう向き合うかの方に興味が行ってしまうからもっと…となる感じもある。ただそこを自分がどう向き合うかのきっかけととらえれば良いのかも。
二冊目。
「道元 正法眼蔵 わからないことがわかるということが悟り」 ひろさちや
めっちゃ面白いではないか。
道元という人が向き合ったことにとても興味を持った。真宗と比べてとかそういうことでなく、一人の人が向き合ったことに惹かれる。とりわけ仏性について、積読あるから消化しようと思う。
知ってる分野と知らない分野の100分de名著を読んで思ったのは、知らない世界の扉を開くのにとてもいい!知ってる分野だとちょっと物足りないけど教科書的に整理されているので自分の中も整理されるのがちょうど良い。
Kindle Unlimitedで入れ替わって対象になっているので、定期的にチェックしようと思う。
◆過去に読んだ100分de名著