『はじめて学ぶ七高僧』 黒田覚忍 本願寺出版社
まったく七高僧についてどうやって勉強したら良いかわからないといったら友達が推薦してくれた一冊。
読みやすい。そしてきちんと整理されていて、ポイントがわかりやすい。教科書のようだ。それでいて、親鸞聖人が七高僧をどのように見て行かれたかという視点がブレてない。だから真宗のための七高僧の学びになる。
法然上人のところは詳細に書かれている。また、親鸞聖人が聖徳太子をどのように見られていたかというところは、意外な感じでびっくりした。
七高僧について学んでいるようで、結果親鸞聖人の教えを聞くこととなる。
これを読んだ後の正信偈はまた格別の思いが湧く。
小難しい教学の話ではなく、興味を持った方がきちんと学びたいことを学べる本だと思う。是非ご一読を。
◆ちなみに真宗全般についての最初の学びはこの本でした。