如是我我聞

仏教書、哲学書、お聴聞の記録をつけています。

『100分de名著』について再考

 

 

  前回、新ジャンルについては100分de名著を読むのもいいかもと書いたのだが、ちょっと違うパターンが出てきた。

 『苦海浄土』という石牟礼道子さんの水俣病に関する本名のだけれど、この100分de名著はどちらかというと解説されている若松氏の感想に近くって、『苦海浄土』自体の深掘りというより、石牟礼さんの他の著書の解説がまあまあ多く、『苦海浄土』を知りたいと思ってよんだ自分としては若干肩透かしだった。

 石牟礼さんを知っていて、全体的に彼女のことの解説としてはひょっとしていいのかもしれないけど、なんかちょっと違うかなという印象が。

 というのも、これが近代の著書だからかもしれない。今まで読んだのはどちらかというと古典系。要解説。

 しかしながらこの『苦海浄土』は詩的文学であることと、個人個人が読むということが大事な感じがするので、そもそも原典に当たれば良かった・・・という思いがする。感じるのは己。

 

 解説ってとても大事だけど、あくまでその人の受け取り方なんだなとおもうと、わからんなりにこれからは原典にアタックの方針でいこうと路線変更することにした。

 

◆以前読んだ100分で名著

 

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