『阿弥陀経を読む: 生きる道をたずねて』三浦真証 響流書房
自分はYouTubeで三浦師のこの本の元となったYouTube講座をずっと見ていた。
通読して、ああ、講義のドキュメントがよかったなあ。いらすとやの素材をあんなに的確に使いこなされた資料はなかなかお目にかかることがない。また、内容が丁寧で専門性もあるのに聞きやすく、わかりやすく解説されていた。
本となって思うのが、『阿弥陀経』の教科書的解説だなということ。全然知識のない人でも丁寧に解説されており、深く知りたい場合は巻末に注も充実している。真宗大谷派の阿弥陀経の解説本を読んだことがないからわからないけど、とても本願寺派の正統派の読み方なんだろうなと思う。
レビューとしていろいろ自分の想いを書こうと思ったけど、あまり出てこないのだ。それだけなんというか、正確に読まれているものという感じなのかな。自分はどっちかというとYouTubeで講義を視聴させてもらったものがよかったので、こちらの方がサブテキストという感じかな。これを読みながらYouTubeを見るというもありだと思う。
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