『全品現代語訳 法華経』 大角修 角川ソフィア文庫
大角氏の経典の本は『浄土三部経』(角川ソフィア文庫)に続いて二冊目。
『法華経』としては植木雅俊氏のを読んだので二冊目。
大角氏の本のいいところはやっぱりコラム。写経、納経をした時代のこと、当時の人信仰について書かれていることで、この経典を読んだ人たちにも想いを馳せることが出来る。
サンスクリット語の訳よりも、より日本人が読んできた経典という意味合いが強いかなと思う。経典の成り立ちも説明があり、学問的に理解するところと味わうところが両方あっていい。
◆大角氏の本のレビュー
◆サンスクリット版『法華経』