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ねこ師匠がすごい『新釈 猫の妙術 武道哲学が教える「人生の達人」への道』佚斎 樗山

『新釈 猫の妙術 武道哲学が教える「人生の達人」への道』佚斎 樗山 草思社

めちゃくちゃ面白い。最初に薦めておく。めちゃくちゃ面白い。

哲学系のお薦めの一冊にあったので読んでみた。なるほどの一冊。

簡単に言うと、ねこに剣術の達人の境地を教えてもらう話。

老子と荘子の思想に基づいた話なのだが、新訳ということでそのエッセンスを読みながらにして感じられる物語となっている。

あとに解説があり、さらに踏込んで理解を深めることができる。

とにかく物語としてもとても面白い。そして、力強さに「やられる」。うまく表現できないが、剣道でいったら面で一本取られて呆然。呆然というのも野暮なんだけど。ひとかわむかれる感じ。

現実に対して必勝を期すことこそ妄想の根源。勝つことも負けることもあるのが本当なのです。ならば、「道理」に従い、勝つべき時に勝ち、負けるべき時に負け、それを受け入れる。これこそが『猫の妙術』の目座s最高の境地なのです。

老子と荘子、ちょっと興味持った。読んでみたい。

達人になる秘密、ねこ師匠の話を聞いてみて欲しい。すごすぎる。

ただ面白い本を読みたい人にもお薦め。