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核心に迫っていく『吉原手引草』松井今朝子

『吉原手引草』松井今朝子 幻冬舎文庫

137回直木賞受賞作品(2007年上期)

インタビューを重ねていって核心に迫っていく手法。

実は最近読んだばかり。『木挽町のあだ討ち』(2023年直木賞)が似ている。

こちらの方が先なんだな。なんだかぼんやりしたところから核心が見えてくるのはやっぱり面白い。葛城って誰だ?なにしたんだ???

吉原という特別な世界のルールみたいなものがどんどんわかってくるのもこの作品の醍醐味だろう。

ぐいぐい読んでしまう一冊。

◆歴史もの直木賞

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