2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧
『少年と犬』馳星周 文春文庫 少年と犬 (文春文庫) 作者:馳 星周 文藝春秋 Amazon 第163回直木賞受賞作品(2020年上期) 犬を中心とした物語。短編を重ねるうちに、あれ?これ犬が主人公?となっていく。 人間から見た犬を描写しているのになぜか犬が考えて…
『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介 文春文庫 スクラップ・アンド・ビルド (文春文庫) 作者:羽田 圭介 文藝春秋 Amazon 第153回芥川賞受賞作品(2015年上期) 要介護で痴呆症状が出ている祖父。「じいちゃんなんて、早う死んだらよか」 という。そんな…
『流』東山彰良 講談社文庫 流 (講談社文庫) 作者:東山彰良 講談社 Amazon 第153回直木賞受賞作品(2015年上期) 台湾をバックグラウンドとする少年と家族の物語。 小気味いいテンポと文章でミステリの要素もありながら勢いよく読み進めた。 とにかく台湾、…
『構築された仏教思想 親鸞 救済原理としての絶対他力』釈徹宗 佼成出版社 構築された仏教思想 親鸞 救済原理としての絶対他力 作者:釈 徹宗 佼成出版社 Amazon 親鸞聖人の教えについて少しずつだけれど聞いてきて6年になる。年月ではないけどある程度一回は…
『月の満ち欠け』佐藤正午 岩波書店 月の満ち欠け 作者:佐藤 正午 岩波書店 Amazon 第157回直木賞受賞作品(2017年上期) さすがの直木賞、止まらなかった。 ものすごくリアルな現実描写の中に、現れ出てくる「現象」。本当に起こっているのだと読み手が感じ…
『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子 河出文庫 おらおらでひとりいぐも (河出文庫) 作者:若竹千佐子 河出書房新社 Amazon 第158回芥川賞受賞作品(2017年下期)こちらAudibleで聞いた。とうほぐべんの素晴らしい音読だった。ひょっとしたら本で読むよりい…
『銀河鉄道の父』門井慶喜 講談社文庫 銀河鉄道の父 (講談社文庫) 作者:門井慶喜 講談社 Amazon 第158回直木賞受賞作品(2017年下期) 宮沢賢治の父、政次郎の視点から賢治を中心とした宮沢家を描いている。 とても不思議なのだが、父の視点で子供の賢治を見…
『ファーストラヴ』島本 理生 文春文庫 ファーストラヴ (文春文庫) 作者:島本 理生 文藝春秋 Amazon 第159回直木賞受賞作品(2018年上期) ストーリー展開、登場人物の魅力、心理描写、言葉が創り出す雰囲気、どれをとってもよかった。 とても厳しいテーマを…
『むらさきのスカートの女』今村夏子 朝日文庫 むらさきのスカートの女 (朝日文庫) 作者:今村 夏子 朝日新聞出版 Amazon 第161回芥川賞受賞作品(2019年上期) これまた視点(主人公)が話が進むにつれて、違和感満載になってくるタイプの話。 むらさきのス…
『破局』遠野遥 河出文庫 破局 (河出文庫 と 10-2) 作者:遠野 遥 河出書房新社 Amazon 第163回芥川賞受賞作品(2020年上期) とにかく気持ち悪さを味わう作品だと言っておこう。 主人公の自分語り形式なのだが、短い文章を重ねるスタイルが主人公の思考の異…
『心淋し川』西條奈加 集英社文庫 心淋し川 (集英社文庫) 作者:西條奈加 集英社 Amazon 第164回直木賞受賞作品(2020年下期) 江戸の心(うら)町にながれる心淋し川のそばの長屋で繰り広げられる人間模様。 短編それぞれが生きることの厳しさ、悲しさに溢れ…
『リボルバー』原田マハ 幻冬舎文庫 リボルバー (幻冬舎文庫) 作者:原田マハ 幻冬舎 Amazon ゴッホを見に行く日に読み始めた。 『たゆたえども沈まず』でゴッホに興味を持ち、実際美術館も回ったのであった。 どうして彼の一生に惹かれるのだろうか。 こちら…