『まんが 大乗仏教』シリーズ 芝 城太郎 (著), 瓜生 中 (編集), 塚本 啓祥 (監修)
佼成出版社
ギリシャ文化との融合点、とりわけ仏像が人々の要望から作られるところは歴史を当時の人々の想いから考えることに気がつかせてくれる。
仏典結集の行われたポイントを整理できた。
そろそろ絵面が坊主頭だらけだなあと重い、見分けが大変になってくるのであった。
訳経僧の方々の偉業がすごくよくわかった。言葉にして伝えるってすごいなあ。最後にある語彙の説明も中国編は復習になってよかった。
日本に仏教が伝来する辺りは復習感があった。日本での各宗派の表現については自分の宗派のところではちょっとこれどうかなというところがあったので、他宗さんはどうなんだろう。概論としてはいいのかもしれないけど、やっぱり気になるよね。
まんがはやっぱり大筋をつかむのに適しているし、物語として理解することが容易で或る。ただ、本で読んできたベースがあってこれを読んであらためて大筋を確認出来るという事がある反面、細かいところが気になってしまうという事が起こる。
そうだなあ。とっかかりとして読むのがきっといいんだろうなあ。というどっちつかずなレビューになってしまった。
◆まんがの仏教関係の本