『ブッダ臨終の説法 完訳大般涅槃経①』田上太秀 大法輪閣
「一度は読むべし」と法友先輩からお薦めがあり読み始めた。『大般涅槃経』の大胆な現代語訳。お釈迦様に弟子たちがガンガン質問していくのだけどそれが現代の私たちもそれ聞きたい!と思うようなことでいっぱいで結構引き込まれる。例示がまたインドとその時代を感じさせるものでもある。
女性の扱いはこれまあ大変だな。そのまま読んでも良い風に解釈しても難しいものがあるな。
個人的に慈悲の喩えにラーフラが出てくる件が気になる。実際どういう親子関係だったんだろう。
あと一闡提の表現についてまだ読み切れていない感じがする。読んだ人とちょっと話がしてみたい。
内容も面白い。あと3巻あるので全部一通りは読んでみたいと思う。