前回参加して継続したいと思った木本先生の講座。
真宗光明団 大阪支部定例会 木本伸先生
10:30~16:00 しんらん交流館1F
http://shinshuhouwa.info/article/index.php?id=47690
今日はみっちり全部参加。
luhana-enigma.hatenablog.com
午前中は親鸞聖人の前半生の振り返り。その後、教行信証、信の巻。以下、気になったメモ。
・親鸞聖人がいた比叡山での本覚思想の学びは比叡山では結実しなかったが、浄土真宗において叶えられたこと。
・「雑行を棄てて本願に帰す」の「本願」とは、私を殺してくれるもの(死=目覚め)。仏教は私を喰いに来る虎とも言える。そんな癒やされるような優しいものではない。
・仏性未来:心が呼びかける場所。キルケゴールの分類で時間は①時間、②瞬間(永遠のアトム)、③永遠に分けられる。永遠(浄土)が時間(衆生)に触れた瞬間=如来(未来という向こうから来る感覚での表現)
・無有安心之地
①安心の地有ること無し
②心を安ずるに之より地有ること無し(親鸞聖人の読み方)
=この場所で生きていきます。
・浄土も穢土も同じ。私が浄土に触れたら穢土になるからこの世界は穢土。
・貨幣と時間の物神化
・安田理深師の遺文 「不安に立つ」の外なし
あっという間に16時だった。先生はゆっくりされているようだけれど、ついて行く方は割と一生懸命。
今日は参加者の方の質問をじっくり聞くことが出来たのだが、通り一辺倒のものではなく、自分の中からでる疑問というのを素直に話される感じがしてそれもお聞かせいただいた気がした。だから内容は書けない。でもそこが一番いいところだと感じている。
自分もそういう風に問いを投げかけられるようになりたい。まだ手前でいろいろ考えてしまっている気がする。
継続して参加したいと思う。