『死んだ山田と教室』金子玲介 講談社
本屋大賞2025 第9位
とても軽いノリで読める。死んだ山田の声が教室のスピーカーから聞こえてくる。
驚きながらも人気者だった山田はクラスメイト達に受け入れられ、奇妙な学校生活が始まる…
という内容なのだが、これ普通に終わらない。後半のノリは信じられないベクトルへ向かっていた。
山田と和久津の関係性。これなんだかラストは「願生」ということを思わずにいられなかった。真宗門徒故に。
死ぬこと、そして死者を悼む者と、時間の経過。人は死ぬと忘れられるということを感じずにはいられない。
とてもテンポよく読める小説なのでおすすめ。
◆本屋大賞2025
