新潮文庫
『侍』 遠藤周作 新潮文庫 侍(新潮文庫) 作者:遠藤周作 新潮社 Amazon 重たかった。今まで読んできた遠藤周作の信仰に関する小説に出てくる登場人物は、どちらかというとそれぞれの信仰、ある意味純粋なもののどうしようもなさみたいなところでぶつかり合…
『キリストの誕生』遠藤周作 新潮文庫 キリストの誕生(新潮文庫) 作者:遠藤周作 新潮社 Amazon 遠藤周作の信仰のゆらぎをテーマにしていると言われる三部作。三冊目。 イエスが亡くなった後、弟子たちがどのように信仰を持ち、布教していったのかというこ…
『死海のほとり』遠藤周作 新潮文庫 死海のほとり(新潮文庫) 作者:遠藤周作 新潮社 Amazon 信仰の揺らぎと共に書かれたという三部作のひとつ。遠藤周作が聖書学を志したかつての同級生を訪ねてエルサレムに行った話と筆者自身がイエスを他者がどう見たかと…
『イエスの生涯』遠藤周作 新潮文庫 イエスの生涯(新潮文庫) 作者:遠藤周作 新潮社 Amazon 最初に新旧訳聖書を読んだのは小学校3年生の時だった。 そのときに初めて神さまと宗教というものがはっきりわかった。仏壇になんまんだぶといっているのも宗教なん…
『沈黙』遠藤周作 新潮文庫 沈黙 (新潮文庫) 作者:遠藤 周作 新潮社 Amazon ようやく手にとった。 日本がキリシタンを弾圧する中、現地に赴いている布教使が「ころんだ」(踏み絵を踏んで棄教の意を示した)と聞いたロドリゴは、自分はそうはならぬと思いな…