『蹴りたい背中』綿谷りさ 河出文庫
第130回芥川賞受賞(2003年下期)
流れるように表現が入ってくるなあ。すごい言語センスというか。
これを読むとちょっと前に読んだ『彼岸の彼女』の事を思い出す。推しを推している蜷川の推し具合がキモいのに目が離せないみたいなのって、そこまで他人にのめりこめることへの憧れと嫌悪みたいなのがないまぜになっている主人公ハツの視点。
蜷川から目が離せないハツを恋する乙女に勘違いする親友。
汗や痛みまでもリアルに、気持ち悪くなくリアルに感じられるのはなんでだろう。
他者への興味ってことが書かれてるといってもいいのかな。
おすすめ。
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