青空文庫をもう一冊。
『読書』 西田幾多郎 Kindle 青空文庫
意外に思ったが、西田氏は多読ではなかったらしい。特定の人の書物を研究的に読むことはしなかったらしい。
西田氏の読書論が短いけれどもなるほどの説得力で書かれているのでとにかく一読されたし。
自分の読書を振り返ってみる。
■積読がすごい
年初、積読なくなるまで本を買わないぞと思った。思っただけだった。セールはあるし、友人からの推薦書も止まらない。仏教書出版社が廃業とかで緊急購入もあった。仕方ない。読みきるしかない。
■むずかしいと言われる本も一回素直に読む。解説本にいかない。
これを心がけている。日本語で書かれている以上、難解だとしてもわかることはあるはず。そのエッセンスから自分はこの本もしくは著者がどういうことを伝えようとしているのかを受け取れたらいいと思っている。
■仏教書以外をバランスよく読む
最近驚いているのが、おすすめされる別ジャンルの本を読んでも、いろいろつながって理解できることが多くある。好き嫌いしないで自分を知る人のおすすめはとりあえずのってみようということにしている。いつもおすすめしてくれる友人たちに感謝している。
■同時並行は3冊まで
最近、似た感じのテーマのを併読して混乱した瞬間があり、Kindle、リアル本、寝る前ルーチン本の3冊にして、ジャンルを変えるということにしている。
西田幾多郎連続読破はいつやろうか。青空文庫しか買ってないことをちょっと反省。
◆西田幾多郎氏の本のレビュー