2020年9月20日(日) 19:30-21:00
松原大致師 (本願寺派 光明寺住職)
『歎異抄』を読むー第十一条 その二ー
浄土真宗の法話案内
十一条なのだけれど、テーマとしては、「三願転入」。
歎異抄はやはり求道する人に対してというところが大きいのかなと思った。というのもこの章は真宗の歩みの中で自覚的に「求めている」人に向けられていると自分が感じるからだ。
「三願転入」というものが示されていると、どうしても求める人は自分の今のステータスがどこなのかというのを考えてしまうだろうな。
なんとなく聞いている自分としては、なんともここはよくわからないのだが、この法話を聞いて、求道と入信ということを考えさせられた。
松原師自身がここをとても深く調べ、ご自身で考えられているところであるからの濃い内容だと思う。
たしかに教学的なところも多く、ちょっと難しいかもしれないけれど、自分が「求めている」という自覚のある人は、一度見てみるといいと思う。
◆松原師の『歎異抄』を読む